『2050年の入試問題』
著:神成淳司・田中浩也・脇田玲・矢作尚久
発行:日本経済新聞出版
装丁:岩瀬聡
構成協力しています。
SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)が開設30周年を迎えたことで企画された一冊。SFCは「AO入試」を日本で最初に始めたキャンパスでもあります。
AI農業を専門とし内閣官房で役職を務める神成先生、2020東京オリンピック・パラリンピックの表彰台を3Dプリンタで制作した田中先生、アルスエレクトロニカなどに作品を発表しているアーティストの脇田先生、小児科医でデジタル庁デジタルヘルス統括でもある矢作先生。この4人のSFC現役教員が未来の入試について考察し、語り合います。推薦入試だけにしたらどうなるか、予備校に対策されない入試とはどんなものなのか、といった様々な話が展開してスリリングです。SFCの卒業生と教員の対談も掲載。
表紙を「赤本」風にしたのもおもしろい一冊になったな、と思います。