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Works Category : Book

【書籍】「感動体験」で外食を変える 丸亀製麺を成功させたトリドールの挑戦

「感動体験」で外食を変える 丸亀製麺を成功させたトリドールの挑戦

粟田貴也

構成:崎谷実穂
装丁:野網雄太(野網デザイン事務所)

以下、Amazonの紹介文より

なぜ「丸亀製麺」は、うどん業界でぶっちぎり1位の繁盛店になれたのか?
国内外で快進撃を続けるトリドール、
創業社長・粟田貴也氏による初の著書。

一軒の焼き鳥屋から始まり、丸亀製麺をヒットさせて上場、急成長。いまでは国内外約20の飲食ブランドを持ち、世界外食十傑を目指す。そんなトリドールの成功の源泉には、一度見つけた「勝ち筋」はぶらさない、独自の経営論があった。

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小さな焼き鳥屋から始まったトリドールは、「丸亀製麺」を大ヒットさせ、今や海外に700店舗を展開するグローバル企業となりました。商品開発から人事戦略まで、その強さの秘密に迫る一冊です。
粟田社長のお人柄もあり、取材はいつもとても楽しい時間でした(特にM&Aでグループに入った「晩杯屋」のお話、本筋とはそこまで関係ないけれど酒飲みとしてとてもおもしろかった)。
初めての著作の構成を担当できたこと、うれしく思います。
カバーのざらざらとした質感や見返しのボール紙もシックでいい感じです。

2024.9.6

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【書籍】やりたいことの見つけかた 89歳、気ままに独学

やりたいことの見つけかた 89歳、気ままに独学

若宮正子

構成:崎谷実穂(12章は山田真理)
装幀:若井夏澄(tri)
撮影:大河原禎

以下、Amazonの紹介文より

シニアのいまを楽しむために、もう一度、学んでみませんか。といっても「○○教室」へ通う必要ありません。「ダメもと精神」「つまみ食い主義」「自由気まま」でOKです。
80代からブレイク、世界最高齢のプログラマーとして注目の的になる一方、旅先では見知らぬ人に助けられてトラブル脱出。スマートフォンはいじくりまわしたあげく再起動。心の拠り所は地球各地にいる友とのオンライン交流――こわいもの知らずのおっちょこちょい、89歳若宮さんが毎日楽しく生きるコツは、おおらかで気ままな「独学」にありました。中公新書ラクレ『独学のススメ』を増補、改題した決定版。

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2019年に出た新書『独学のススメ』がなんと単行本化されました。
単行本が文庫本化する、というのはよくあることですが、新書が単行本化することがあるのかと驚きました。
単行本化によって、また新しい読者の手に届くのかと思うとうれしいものです。
新書の時にはなかった表紙の写真や見返しなども素敵で、単行本っていいなあと再確認しました。

2024.7.10

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【書籍】還暦不行届 庵野監督インタビュー

『還暦不行届』
著:安野モヨコ
安野モヨコさんの、配偶者・庵野秀明さんについて綴ったエッセイ集です。私は、巻末に収録されている庵野秀明監督のインタビューを担当しました。
庵野監督には何度か取材させていただく機会があり、今回も不思議な御縁で担当することができ幸運でした。インタビュー内の 「妻が漫画が書けなくなったストレスの中には、結婚してから僕が与えていたストレスもかなり含まれていただろう」 という発言が重かった。それでも譲れない部分があり、一緒にいたいという気持ちがあり……本当に愛のある良いお話を伺えた……。
安野モヨコさんのエッセイは爆笑できる部分も、胸が痛くなるような部分もあって、スルスル読めるのに読後感はずっしり。 カラーの社史漫画「おおきなカブ」も収録されています。「超・おじいさん」こと宮崎駿監督が登場するシーン、何度読んでもぶち上がる……!

2023.11.22

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【書籍】教育が変われば、社会が変わる

教育が変われば、社会が変わる 三菱グループの教育財団が本気で教育に取り組んで見えてきたこと
構成・執筆:崎谷実穂
取材協力:一般財団法人 三菱みらい育成財団
発行:KADOKAWA

三菱グループが設立した教育支援の財団、三菱みらい育成財団の設立までの経緯や取り組みをまとめた本です。構成担当なのですが、なぜか著者のように名前が出ています。
10年間、100億をかけて教育改革を推進するこの財団。高校に直接助成し、授業を充実させようとする試みが新しいと思いました。(高校以外にも計5つの分野で助成をしています)
本書を構成したことで、高校時代の担任や教科担任の先生から連絡があるといううれしい付属効果がありました。一人はこの財団の助成を受けている高校の校長を務めているとのこと。本当に広く全国の高校に影響を与える取り組みなのだと実感しています。

 

2023.3.30

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【書籍】2050年の入試問題

『2050年の入試問題』
著:神成淳司・田中浩也・脇田玲・矢作尚久
発行:日本経済新聞出版
装丁:岩瀬聡

構成協力しています。
SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)が開設30周年を迎えたことで企画された一冊。SFCは「AO入試」を日本で最初に始めたキャンパスでもあります。
AI農業を専門とし内閣官房で役職を務める神成先生、2020東京オリンピック・パラリンピックの表彰台を3Dプリンタで制作した田中先生、アルスエレクトロニカなどに作品を発表しているアーティストの脇田先生、小児科医でデジタル庁デジタルヘルス統括でもある矢作先生。この4人のSFC現役教員が未来の入試について考察し、語り合います。推薦入試だけにしたらどうなるか、予備校に対策されない入試とはどんなものなのか、といった様々な話が展開してスリリングです。SFCの卒業生と教員の対談も掲載。
表紙を「赤本」風にしたのもおもしろい一冊になったな、と思います。

2022.3.15

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