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Works Category : Book

【書籍】還暦不行届 庵野監督インタビュー

『還暦不行届』
著:安野モヨコ
安野モヨコさんの、配偶者・庵野秀明さんについて綴ったエッセイ集です。私は、巻末に収録されている庵野秀明監督のインタビューを担当しました。
庵野監督には何度か取材させていただく機会があり、今回も不思議な御縁で担当することができ幸運でした。インタビュー内の 「妻が漫画が書けなくなったストレスの中には、結婚してから僕が与えていたストレスもかなり含まれていただろう」 という発言が重かった。それでも譲れない部分があり、一緒にいたいという気持ちがあり……本当に愛のある良いお話を伺えた……。
安野モヨコさんのエッセイは爆笑できる部分も、胸が痛くなるような部分もあって、スルスル読めるのに読後感はずっしり。 カラーの社史漫画「おおきなカブ」も収録されています。「超・おじいさん」こと宮崎駿監督が登場するシーン、何度読んでもぶち上がる……!

2023.11.22

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【書籍】教育が変われば、社会が変わる

教育が変われば、社会が変わる 三菱グループの教育財団が本気で教育に取り組んで見えてきたこと
構成・執筆:崎谷実穂
取材協力:一般財団法人 三菱みらい育成財団
発行:KADOKAWA

三菱グループが設立した教育支援の財団、三菱みらい育成財団の設立までの経緯や取り組みをまとめた本です。構成担当なのですが、なぜか著者のように名前が出ています。
10年間、100億をかけて教育改革を推進するこの財団。高校に直接助成し、授業を充実させようとする試みが新しいと思いました。(高校以外にも計5つの分野で助成をしています)
本書を構成したことで、高校時代の担任や教科担任の先生から連絡があるといううれしい付属効果がありました。一人はこの財団の助成を受けている高校の校長を務めているとのこと。本当に広く全国の高校に影響を与える取り組みなのだと実感しています。

 

2023.3.30

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【書籍】2050年の入試問題

『2050年の入試問題』
著:神成淳司・田中浩也・脇田玲・矢作尚久
発行:日本経済新聞出版
装丁:岩瀬聡

構成協力しています。
SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)が開設30周年を迎えたことで企画された一冊。SFCは「AO入試」を日本で最初に始めたキャンパスでもあります。
AI農業を専門とし内閣官房で役職を務める神成先生、2020東京オリンピック・パラリンピックの表彰台を3Dプリンタで制作した田中先生、アルスエレクトロニカなどに作品を発表しているアーティストの脇田先生、小児科医でデジタル庁デジタルヘルス統括でもある矢作先生。この4人のSFC現役教員が未来の入試について考察し、語り合います。推薦入試だけにしたらどうなるか、予備校に対策されない入試とはどんなものなのか、といった様々な話が展開してスリリングです。SFCの卒業生と教員の対談も掲載。
表紙を「赤本」風にしたのもおもしろい一冊になったな、と思います。

2022.3.15

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【書籍】売れ型 誰でも売れるアイデアが湧き出す思考法

『売れ型 誰でも売れるアイデアが湧き出す思考法』

著:小西利行
発行:PHP研究所

構成協力しています。
「伊右衛門」や日産セレナなどのキャッチコピーを生み出したコピーライター小西利行さんによる、ヒットを生み出す考え方を「型」として紹介する本。「3問思考」「デコンストラクション」「不満ビンゴ」などのアイデア発想法を、事例紹介にとどまらず、自分の仕事・商品に当てはめて考えられるよう解説してあります。

2021.9.30

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【書籍】ネットの高校、日本一になる。開校5年で在校生16,000人を突破したN高の秘密

『ネットの高校、日本一になる。 開校5年で在校生16,000人を突破したN高の秘密』

著:崎谷実穂
発行:KADOKAWA

開校から着々と生徒数を伸ばし、2021年に4月にはつくばに本校を置く姉妹校「S高」も開校したN高。
集まってくる学生も多様になり、進学先の一つとして当たり前に名前が挙げられるようになってきました。
個人的には、よく行く老舗のお蕎麦屋さんの店員さんがこの本を読んで、「子どもの同級生がN中に進学したんですって!」と話してくれたことがうれしかったです。
これからはVR授業の技術がさらに発展し、登校しなくても登校しているようなコミュニケーションが取れるメタバースの学校として有名になっていくのかもしれない、と思っています。

2021.4.21

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