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【書籍】発達障害を生きる

『発達障害を生きる』

2017年5月に放送された、「NHKスペシャル 発達障害 解明される未知の世界」という番組が本になりました。構成を担当しております。

専門家が解説するのではなく、当事者の声を中心に制作された番組は、放映時に大きな話題を呼びました。例えば、自閉スペクトラム症(ASD)の「感覚過敏」。ASDの方々が聴覚や視覚、触覚が過敏なせいで、日常生活を送るのに困難をきたしているというのは、あまり知られていなかったと思います。
ASDの方がよく言われる、「コミュ障」「空気が読めない」というのも、もしかしたらよく聞こえない・見えないことから起こっているのかもしれない、という分析がされています。(もちろん、共感性が低いなどの特性も関係していると思いますし、感覚過敏のないASDの方もいます)
感覚過敏の「聞こえ方」や「見え方」はどういうものなのでしょうか。ADHDの人が「じっと座って話を聞けない」というのは、本人の頭のなかで何が起こっているのでしょうか。識字障害の人は文字をどう認識しているのでしょうか。そういったことを、最新の研究結果から解説しています。
映像などは文章では完全に再現できていませんが、その分、情報量が増えているので、番組を観た方でも発見があると思います。最終章では、発達障害者の国内外の就職のケースを紹介しています。
ご興味ある方はぜひ手にとってみてください。

2018.4.26

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